午前2時の青春。【完】



「あ⋯ほら!噂って噂だから楽しいみたいなところあるじゃん!?」

「⋯」

「だからさ⋯なんか、ね?」

「⋯」

「なんか⋯⋯ごめん⋯」




慌てて三人の機嫌を取ろうとするも上手い言葉が見つからずに静かに座った。

キエたちは仲間外れにしたりはしないけど、どこかで私と三人は合わないって思っている自分がいて、そもそも三人の輪に入れてもらった様なものだから彼女たちに引いてしまう部分がある。




三人の顔を見るのが怖い。

そう思って俯いたままだったけど聞こえてきたのはアヤカの明るい声で。



「確かに亜芽の言う通り噂は噂だから面白いみたいなところあるよねぇ」


「まあ狩野も話しかけにくい雰囲気あるから良かったぁー、亜芽が止めてくれて」


「まあ言われてみればそうかもね~」



アヤカに同調するようにキエとサリナもそう言ってくれた。