午前2時の青春。【完】







もう、私は藍に敵わないと思った。




私の卑しい気持ちを全部肯定し受け入れてくれた上でありがとうと言う藍に、私はただ泣くことしか出来なかった。




何があったのか何も言わなくてもこうして藍は私の気持ちを汲み取り、包み込み、大切にし、助けてくれる。






「藍っ⋯、」





もちろん、暴力を振るわれ、嫌がらせを受けた私が自分のことを無様だ、恥ずかしいなんて思う必要は全くない。



でもどうしてもかっこ悪いと殻に塞ぎ込んでしまう人間もいて。



私の場合は今までが今までだから尚更そう思ってしまって。



でも、今。私は少しだけその殻にヒビを入れる事が出来たかもしれない。





私は悪くない?

間違ってない?




わからない。藍の答えが真実とは限らない。



だけど不思議とさっきまで無様で仕方なかった自分が、少しだけマシに思えてきた。