午前2時の青春。【完】



「狩野に聞いたところで山田と付き合ってるって言うはずないし、聞くだけ無駄じゃない?」

「え~でも聞いてみたいじゃん~」

「だから、聞いても狩野が真実を言うはずないよ」

「⋯まあそうかもしれないけどぉ」



人の容姿を笑ったり、確証のない噂を話したり、それだけで卑劣なのにわざわざ本人に確かめる?山田先生と付き合ってるのかって?




「本人に確かめるって趣味悪くない?」




空気が凍った気がした。


三人の目が怖い。


明らかに私をウザがっている。空気読めよって言っている。


これは⋯少し言いすぎたかなとそう思って慌てて引き攣った笑みを浮かべる。