午前2時の青春。【完】








「トモキ」


「⋯なんだよ」


「ごめんね」


「⋯っ」


「でも私もあんたの事恨むよ」





こうなった事、嘘を言ったこと、恨む。




トモキを見つめながらそう言えば彼はぎゅ、と唇を噛んだ後、「そーかよ」と言ってこの場を立ち去った。




その後ろ姿を見ていられる程、今の私に余裕なんてものはなく、ゆっくりと呼吸を繰り返す。





私だって息苦しいと思っていたけれど、今じゃ友達だなんて思わないけど、今まで一緒にいた人がこんなにも簡単に裏切る事を知った。

裏切り、とは少し違うのかもしれないけれど。


こんなにも簡単に私を傷つけることを、知った。