違う、違う、
「違うっ、私はそんなこと一言もっ⋯」
「誰があんたの言葉を信じるのよ」
「いっ、!」
ガッ、と私の足を蹴ったサリナ。
ジンジンとした鈍い痛みが足を襲ってくる。
それでも私は違うということを信じて欲しくて。
確かに3人に抱いていた感情は良いものばかりではない。
呆れたり馬鹿みたいと思ったり、最低だと思ったりしたこともあった。
だけど、そんな酷い言葉を口に出したことはない。
それが良いとか悪いとかは今は置いておいて、今3人が言った言葉は、それはトモキの嘘なのだとわかって欲しくて。
「信じてよ!私はそんな事一言もっ⋯」
「うるさいっ!」
「っ!」
「最低っ、本当にっ!友達だと思ってたのにっ!」
バシッ、とサリナの強烈な平手打ちが左頬を襲い、足とは違う鋭い痛みを感じ、やがて頬全体が熱を持った。



