午前2時の青春。【完】




違う、違う、



「違うっ、私はそんなこと一言もっ⋯」


「誰があんたの言葉を信じるのよ」


「いっ、!」



ガッ、と私の足を蹴ったサリナ。
ジンジンとした鈍い痛みが足を襲ってくる。



それでも私は違うということを信じて欲しくて。

確かに3人に抱いていた感情は良いものばかりではない。


呆れたり馬鹿みたいと思ったり、最低だと思ったりしたこともあった。


だけど、そんな酷い言葉を口に出したことはない。



それが良いとか悪いとかは今は置いておいて、今3人が言った言葉は、それはトモキの嘘なのだとわかって欲しくて。




「信じてよ!私はそんな事一言もっ⋯」


「うるさいっ!」


「っ!」


「最低っ、本当にっ!友達だと思ってたのにっ!」



バシッ、とサリナの強烈な平手打ちが左頬を襲い、足とは違う鋭い痛みを感じ、やがて頬全体が熱を持った。