午前2時の青春。【完】







転んだ、というより押されて無理やりそこに転ばされたという表現の方が正しい気がする。



視線を上げれば私を睨みつける3人の背後にはどんよりした分厚い灰色の雲。


ここ最近は何日も雨が続いていて、今日も今にも雨が降り出しそうなそんな予感がした。






「あんたさぁ、マジ最低だな」




サリナのその言葉に意味が分からず眉を顰める。



だって、朝学校に来たらいきなり3人に体育館裏なんていういかにもな場所に連れてこられて。

連日の雨でぬかるんだドロドロの土の上に倒されて、開口一番に“最低”と言われてもピンとくるはずがなく⋯⋯、



「何なの?」



そう言った私にサリナは驚くことを口にした。