午前2時の青春。【完】





「亜芽は?何色がすき?」

「私?」

「うん」

「私は⋯、─────私は青が好き」

「青?」

「うん。何か落ち着くの青って」



写真集で見る自然の青が好き。


鮮やかな青も、深い青も、どうしてか私を落ち着かせてくれるんだ。




「意外」

「そう?」

「でも、うん。青も亜芽っぽく思えてきた」



そう言って笑った藍に私も微笑み返す。



藍の言葉一つ一つが嬉しくて、私を肯定して受け入れてくれて、藍は私の欲しいものを、言って欲しい言葉をくれる。


意外だと言って否定するのではなく、私のイメージを持ってくれて、それが例え違ったとしてもそれもいいねと言ってくれる藍が凄く好きだ。



藍は私の心の居場所を作ってくれているんだと、私は勝手にそう思った。