午前2時の青春。【完】






母はいつからか私をあまり叱らなくなった。


小さい頃はそれなりに叱られていた気もするけれどあまりよく覚えてない。


だけど思春期になった辺りから母は私を叱るということをしなくなった。




その理由はわからない。




私ももう高校生だし、あまり叱るのも変だと思ったのだろうか。

それとも私があまり手の掛からない子どもなのだろうか?

それとも────、叱る程私に興味がないのだろうか。

はたまた、不倫なんて背徳的行為をしている自分は人を叱る権利なんてないと思っているのだろうか。



あるいは、全て的外れなんだろうか。






夜中に家を出ていく娘に何も言わない両親。



放任主義は都合がいいけれど少し寂しいなんてわがままなことを思ってしまう。