午前2時の青春。【完】





「意味ないと思うんだよね。私はこういうイジメみたいな事されたって自分の意見を変えるつもりはないし、3人だって私を許すつもりはないでしょ?」



何に対して許す、なのかはイマイチわからないけれど。




「こんな下らないことやめようよ」




気が強くなった、なんて言ってみたけれど本当は強気でいなければ挫けてしまうだけなんだ。

下らない、呆れる。そう思って澄ました顔していなければ、悲しくて痛くて苦しくて、泣いてしまいそうになるからなんだ。






「そういうのウザイから」



サリナの低い声が女子トイレに響いた。



「いっ、!」



それと同時にサリナの細い足が、見た目に反して力強く私の太もも辺りを蹴飛ばした。


そのまま後ろに倒れた私はドンッ、と尻もちをついてしまいお尻にズキズキした重い痛みを受ける。




「何であんたってそんなウザイの?」



笑みを消したサリナが尻もちをついたままの私を冷たく見下ろした。