午前2時の青春。【完】



「彼氏と登校なんて羨ましいぜ」

「登校っていっても下駄箱のところで会っただけだよ」

「彼氏のいないキエからしたら羨ましいんだよぉ」

「あっ!アヤカテメェ!自分だっていないくせに何言ってんだよ!」

「私はキエみたいにモテないんじゃなくて理想の人が現れないだけだもーん」

「な"⋯!ムカツクゥゥ!!!」

「うっさいキエ!!」



わちゃわちゃと喧嘩を始めたキエとアヤカ⋯主にキエについにキレたサリナ。

サリナの手元をよく見ればマニキュアが少しはみ出ていた。



「もう、マニキュアズレたじゃん!」

「わ、悪い⋯サリナ」

「今月金欠でサロン行けないんだからいい加減にしてよ」



本気の目で睨むサリナにキエがヒイッと怯えた声を出した。