午前2時の青春。【完】







母は専業主婦。

つまり昼は家にいるわけで⋯、



「亜芽ー!温かいうどん作ったから降りてこられたら降りてきなさーい」



朝一度起きたきりすっかり昼まで寝ていたらしい私は下から香るいい匂いと母の声によってやっと目を覚ました。


病院にも行ってないし薬も飲んでいない。

だけどしっかり寝ることをしたからか体は朝よりも大分軽くなっていた。



鼻水はまだ少し出るけど、寒気は治まったし。


「よっこいしよっと⋯」


まるでお婆さんの様な声を出してベッドから出て起き上がる。

「んっ、」と少し体を伸ばしてみるとゴキゴキ、と背骨が音を立ててこりゃ少し寝過ぎちゃったなと苦笑いが零れた。