午前2時の青春。【完】




「藍」

「なに?」

「もしかしたらさ、私たちは会わなくなった方が良いのかな?」

「え、なんで?」



私の言葉に目を僅かに大きく開かせて首を傾げた藍の前髪がサラリと揺れる。



「だって藍も私も、何かあるとここに来るでしょ?嫌なことだったり、悲しい思いをしたり⋯そういう時に来るでしょ?だからここに来ないって事はそういう思いをしないって事で⋯、」

「だからここに来なくなれば俺らは幸せな証だって?」

「そう思ったの」



私がそう言えば藍はゆっくりと瞬きをして考える素振りを見せた後、優しい瞳で私を見つめた。