午前2時の青春。【完】








「藍」

「どうしたの、亜芽」

「私と藍は似てるって前に言ってたけど、本当にそうだね」

「んー?」

「多分、似てるんだと思う」




凄く、凄く。


状況とか、経験とか、そういう事じゃなくて、寂しいとか、悲しいとか、不安とかイラつきとかどうしたらいいのかとか、そういう漠然とした感情を抱えているっていうところが似ているんだと思う。


きっとそういう感情を抱えている人は世の中に山ほどいて、抱えていない人間なんていないのかもしれないけれど⋯。




だけど、私と藍はそういう誰しもが抱えている感情を共有し合えるんだと思う。



きっと、世界でただ1人だけ。