午前2時の青春。【完】





それから休み時間になるとキエたちはトモキたちのグループの所へ行く。

もちろん、そこから聞こえてくる声は私に関してのもので────。




「なにお前ら、亜芽のことイジメてんの?」

「トモキぃ、イジメってひどーい!」

「違うのかよ?」

「フミノリまで~!?違うから。ただ単に亜芽は私たちとは合わないんだって。もう一緒に居たくないって振られちゃったの!」

「そうだぞ!アイツから喧嘩売ってきたんだから」



いつの間にか私が悪者にされている。

フミノリも⋯トモキも。

その話を聞いてただ「女ってこえー」と笑うだけ。




そんな光景を視界の隅に捉えながら、私は1人自分の席に座っていた。