次の日から私の高校生活は変わった。
下駄箱で上履きに履き替えてから教室に行くと、いつものようにキエとアヤカとサリナが集まって会話をしていて。
だけど私が教室に入ってきたことに気づいた3人はわざとらしく会話を止めて私の方を睨んできた。
「ウザイのが来たよ」
サリナの声が耳に届いて思わず俯く。
「本当だ、やだぁ」
「いい子ぶってんじゃねぇよ」
続いてアヤカとキエの声も聞こえてきて、3人とは今までの様には居られないと思っていたけれどまさかこんな風にわざわざ悪口を言われるのかと驚きと戸惑いと、イラつきを覚えた。