午前2時の青春。【完】




藍はきっと、いいや、絶対、私が今日サリナたちから聞かされた話より酷い噂話をされてきた。

何度も何度も、時には全く関わりのない人たちからも。

自分の知らないところで色々な噂を立てられてきたはず。



その度傷つき、怒り、疲れ果て。




暴力はダメ。

でも、それを藍に言うほど私はいい子ではない。





もう、わかったから。

藍がどうしてあの日あんなに冷めた瞳をしていたのか。

充満する血の臭いの中で、藍は1人闘っていたんだ。



それが正しいとか間違ってるとかそういうことはどうでもいい。


私にとったらそんなこと、どっちだって何の意味もない。