午前2時の青春。【完】









「藍」



夜12時過ぎ、私は藍に会いたくて会いたくて、公園へと向かった。


いつもの様に藍はベンチに座っていて、今日は私が藍の分の缶コーヒーを買った。



「亜芽」


私の声に反応して藍がゆるりと微笑む。

何故だろう、ぐっと目頭が熱くなった。


「はい、缶コーヒー」

「亜芽が買ってくれたんだ?」

「いつもココア奢ってもらっちゃってるし、今日は私の奢り」


そう言って缶コーヒーを手渡すと「サンキュ」と言って藍がプルタブを開ける。


その様子を見て静かに隣に座った私はぎゅっと自分のココアを手に持ちながら、ゆっくりと話を始めた。