午前2時の青春。【完】




ドンッ、と私が窓の冊子部分を叩いたことに3人は一斉に肩を揺らした後、何事かと私の方を見る。



「なに、亜芽。びっくりしたな~」

「いきなり大きい音出さないでよぉ」

「ビクッてなっただろ!」



口々に私へと向けられる言葉は、私が怒っているなんてわかっていないものばかり。

もちろん、何故怒っているのかなんて3人は考えもしないんだろう。




「いい加減にしてよ」



いつも、どこか遠慮していた私が、

意見が違っても合わせることを優先していた私が、

曖昧に笑い嫌な事から逃げていた私が、



初めてキエたちに真っ向から反論した瞬間だった。