午前2時の青春。【完】





「あの人さぁ、この前も喧嘩してたんでしょ?」


「ヤバいくらいボコボコだったって。しかもこの学校の同級生!」


「ボコられた先輩も相当やんちゃだったけどやっぱ宮崎藍って怖いよね~」


「何度か病院送りにしとか聞いたよぉ、私」


「ヤバいよな、あの人。怒らせたら意識なくなるまで殴られ続けるんだろ?頭のネジぶっとんでるぜ、絶対」


「私は道譲らなかっただけでボコられたってフミノリの友達が言ってたの聞いたよ~」


「しかも老若男女問わず!こっわぁい!!」




「キャー」と自分を抱きしめてその場でバタバタと足踏みをするアヤカに、無意識のうちに冷めた視線を送っていた。




「なに、亜芽。その目」



それに気づいたのはアヤカではなくサリナだった。
サリナのその言葉に一気に集まる視線。