午前2時の青春。【完】




2人が喧嘩を始めた横で私とサリナは教室の窓から外を見た。



「雪降りそうな天気だね~」

「さすがにまだ11月だから降らないと思うけどそれくらい今日は寒いね」

「今年は一気に寒くなったからね~」



雲に覆われた薄白い空を見上げながらふと視線を下に下ろすと校門から校舎の方へと歩いてくる人影を見つけた。


プラチナブロンドの髪色を持つその人は私のよく知る人物で⋯⋯、





「あれ!?宮崎ミヤザキ 藍じゃん」



だけど私より先にその人の前を呼んだのは隣にいるサリナだった。

宮崎という、私の知らない苗字をつけて。