午前2時の青春。【完】





唇からおでこ、こめかみ、頬、そして首筋。

リップ音を鳴らしながら私のあらゆる所にキスを落としていくトモキに、失礼ながらゾワッとした感覚を覚えた。


彼氏なのに、感じるのは気持ち良さではなく気持ち悪さ。



「⋯」

「亜芽」

「⋯、」

「亜芽、」

「⋯っ!」


首筋にキスをしていたトモキの手がいつの間にかブラウスの裾から入ってきて肌を撫でた。


その瞬間、ゾワゾワっと鳥肌がたち、気がつけば覆いかぶさっていたトモキの体を突き飛ばしていた。



いきなり突き飛ばされたトモキは一瞬放心状態になったものの、すぐに状況を理解して「は、」と短く笑った。

いや、笑ったというより息を吐いたのかもしれない。