「亜芽の母ちゃん綺麗な人だな」
「そう?」
「高校生の子どもがいる人には見えねぇよ」
そう言ってトモキは私の部屋のベッドの上に腰掛けた。
⋯本当は制服のままベッドの上には乗って欲しくないんだけど⋯と思ってしまう私は潔癖症なのか、心が狭いのか。
「トモキ、飲み物炭酸系とお茶系どっちがいい?」
「炭酸」
「じゃあちょっと持ってくるから待っててね」
ベッドの上でキョロキョロと私の部屋を見渡すトモキにそう告げてキッチンへと向かう。
確か冷蔵庫には炭酸系の飲み物があったはず⋯と冷蔵庫を開けて見てみれば確かにそこには缶の炭酸ジュースがあった。
私はお茶でいいやと、缶ジュースと500ミリリットルのペットボトルのお茶を手にして部屋に戻った。



