友達の事をそんな風に思ってしまう自分が嫌になる。 でもどこかで、私の黒い感情を肯定している自分もいる。 キエが、アヤカが、サリナがおかしいって心の底では思っている。 「ねぇ、亜芽」 僅かに体を私の方に向けた藍。 グレーの瞳は真剣に私を捉えている。 「亜芽はその友達を本当に友達だと思ってる?」 棘のある様な、確信を突く質問に、私はひゅ、と息を吸い込んだ。