午前2時の青春。【完】




そう言えば藍は滑り台の滑る部分に寝っ転がっている場合もあるって⋯。


この公園の滑り台は大きめだから藍が寝そべっていてもそんなに狭くはないはず、と思いながら滑り台を見てみれば⋯⋯、

藍は一番下のところで足を伸ばし放り出すように寝っ転がっていて、


「藍っ!」

「やっと気づいた」


本当の子どもみたいに無邪気に笑う藍に、私も思わず笑っていた。



「こんなところに居たの?」

「意外とここいいんだよ。ほら、両脇微妙に塞がれてる感じする」

「よくわかんないよ⋯」


私がそう言うと藍はふっと短く笑って起き上がった。



「ベンチ行く?」



その言葉に私は食い気味に頷いた。