午前2時の青春。【完】





「ほら亜芽も僻みだってぇ」

「亜芽コノヤロウっ⋯!」

「い、いたたたっ!」


でも私の手を抓るキエの力は全然本気なんかじゃなく、キエも怒りながらも笑っているからさっきのは気のせいだったのかもしれない。



「でもマジでサリナはムカつくだろ?」

「自慢屋なところはあるよねぇ」

「自分がイケてると思ってるっつーか⋯」


ドサリと部屋のソファにだらしなく凭れるキエにウンウンと頷くアヤカ。


「マウント取ってくるよねぇ」

「若干高飛車だしな」

「イラッと来る時はあるよねぇ」




また、始まったと思った。