午前2時の青春。【完】







「キエ⋯、汚い、」

「きったなああああいっ!!!!!」




私の声はほぼアヤカの声に掻き消された。




「汚い汚い汚いっ!!!キエきったなっ!」


「は、良いだろゲップくらい。女しかいねぇし⋯」


「そういう問題じゃないからっ!マジやめて!?マジで汚いから!」



本気で蔑む様な視線をキエに向けてこれ以上近寄るなと言わんばかりに手を開いてキエ側に突き出すアヤカ。


キエはアヤカのあまりの表情に「ご、ごめん、」とたどたどしく謝った。




「マジで汚いわぁ、引くわぁ⋯、」


「そんな目で見んなよ!てか謝っただろっ!」


「だって本気でありえないからさぁ。そんなんだからサリナの話も僻んじゃうんだよぉ⋯」


「なっ!私はただムカついただけで⋯」


「それを僻みっていうんでしょぉ?ね、亜芽?」



アヤカに見つめられて曖昧に頷く私にキエの眉が一瞬寄った気がした。