午前2時の青春。【完】



私はストレートティーにミルクとガムシロを混ぜてアイスミルクティーを、アヤカはオレンジジュースを、そしてキエには⋯⋯。



「キエはこういう時絶対メロンソーダだよねぇっ!」

「うん、メロンソーダ飲んでる」

「じゃっ、仕方ないからメロンソーダ持っていってあげますかっ!」


アヤカとそう話してキエのカラオケに来ると分はいつも飲んでいるメロンソーダをコップに注いで持っていくことにした。



自分の分とキエの分の中身がコップから零れないように気をつけながら廊下を進む。



「これじゃあどうせ部屋戻ってもキエの歌聞かされるだけだよぉ」

「そうなるよね。でもキエと来るときはこれはお約束みたいなものだから⋯」

「そうだけどさぁ。それにしたって今日は連続でいれすぎだろって!」

「たしかに⋯」

「サリナの話でムカついてんじゃないのぉ?ったく、」

「サリナの?」



今日のサリナとの会話の中にキエがムカつく様な話があっただろうか。

記憶を巡ってみるも、思い当たる節はなく首を傾げた。