午前2時の青春。【完】





カラオケボックスに入るとまず初めにすかさずキエがマイクとデンモクを取りピピッ、ピピッと一気に3曲入れた。



「ちょっとキエ!最初から連続で入れるなっ!」

「うっせー!私は歌いたくて来たんだよ!あ、曲始まったから歌うね」



そう言ったきり歌の世界に浸ってしまったキエは私たちが文句を言っても反応することなく熱唱を続ける。



「もうダメだこりゃ」

「だね⋯。私たちは飲み物でも持ってこよっか」

「そうだねぇ、ドリンクバー行こ、ドリンクバー!」



歌の間奏中にもキエはデンモクでドンドン曲を入れてしまうから当分は私たちが歌う番は回ってこなそう。

アヤカと2人ドリンクバーへと行くことにした。