「まあ、サリナがそこまでするのも分かるけどねぇ、前に彼氏略奪されてたしぃ」 「あっ、アヤカそれは禁句だってば!」 酒乱の元カレの話は聞いていたけどその他にもサリナは前に略奪された過去があったことを初めて知る。 「しかも二股かけられ続けてて結局は他の女に取られた⋯と」 「キエマジ黙れ」 「怒んなよ~」 ガバッと肩を組もうとしたキエの手を冷たく振り払うサリナの顔はまさに鬼の形相だった。