午前2時の青春。【完】




「藍は何歳なの?」

「18」

「じゃあ受験?」

「そうだね。でももう推薦もらってるから、結構余裕かなー」

「推薦!?凄いね」

「こう見えて頭はいい方なんだよ」


「なんてね」と笑う藍に私もふふっと笑い返す。


「藍」

「んー?」

「昨日は話聞いてくれてありがとう」


昨日、公園に藍がいなかったらどうなっていたんだろうと思う。


「あんな話誰かにの初めてで⋯」

「今までずっと溜め込んでたんだ」

「うん⋯だから藍が話を聞いてくれてすごく⋯」

「心が軽くなった?」

「っうん!そう、そんな感じ」


心の叫びを、不安や不満を聞いてもらえるだけでこんなに心が軽くなるんだと初めて知った。


「何故だか、藍にだと素直な心で話せるの」


キエやアヤカやサリナやトモキたちといる時の様に周りに合わせなくていい。

言いたいことを言っても怖くない。


息苦しくない。