午前2時の青春。【完】




19時5分前に予定通り公園につき、ベンチの方へ向かっていけばそこには人影が既にあり、


「ごめんっ⋯待たせちゃったね」

「全然。亜芽の方こそまだ5分前だよ」


綺麗な髪を風に揺らす藍がいた。




「これ、ありがとう」


紙袋を渡すと藍は「ありがとう」と言って受け取った。
ありがとうと言うべきなのは私の方なのに。


返せてことはいいものの、渡した後どうすればいいのか分からずにいると藍がベンチに座った。


「もしまだ時間あったら話さない?」


と言って。



昨日からまだまだ藍と話したい、一緒にいたいと思っていた私はすぐに頷いて隣に座った。