「ありがとう。これ⋯明日返すのでもいいかな?籃の予定が合えば⋯ここで待ち合わせとか⋯」 迷惑かなと思いながらもそう提案すれば籃は嫌な顔一つせずに頷いてくれた。 「じゃあ明日の19時、ここに集合ってのは?」 「うん。わかった」 「じゃ、そういう事で」 「また⋯明日ね。籃」 また明日と言う言葉がちょっとむず痒くてダウンの袖の中に隠れた手をぎゅっと握った。