「⋯名前、」 「え?」 「名前、何て言うの?」 何故だろう、もっと彼のことを知りたなった。 「俺の名前?」 「うん。聞いてもいいですか?」 「いいよ」 頷いて彼は名前を教えてくれた。 「籃ラン」 「らん⋯?」 「そ。俺の名前」 ラン⋯。 籃⋯。 「籃」 響の良い、綺麗な名前だと思った。