午前2時の青春。【完】




ラリーを15分程やった後は簡単な試合が始まった。

もちろんペアの分バドミントンコートがあるわけではないので順番に試合をやっていく。


私たちは最後の方に試合をすることになった為それまでは体育館の端で他のペアの試合を観ることにした。

ペア同士は近くにいろと指示が出た為狩野と並んで座る。



「狩野ってさ、中学のときとかに部活やってたの?」

「中学の時は美術部だったけど」

「そうなの?バドミントン上手いよね」

「そう?」

「うん。打ち返しやすかったし」

「⋯なら良かった」


あれ⋯、あれ?


今、狩野の表情が和らいで、顔がほんのり赤くなった様な─────?



「狩野って綺麗な顔してるね」



気が付けば、そんなキモイ発言をしていた。