あなたと過ごす、最後の七日間

「なんだ、考え事か?下ばかり見て歩いていると、危ないぞ」

「う、うん」

朝の通学路は歩行者だけじゃなく、車の往来も多い。ぼんやりと歩いていると、大きな事故を引き起こしてしまうかもしれない。

「なにを考えてたんだ?やけに深刻そうな顔をしてたけど」

「なんでもないよ。まだ眠気が残っているだけ」

「顔色が悪いような気もするけど」

そうなのかな?
お母さんにも言われたけど。

他人のほうが正確に見極められるかもしれないから、自分のほうが間違っているのかも。

そうだとしても、当然かも。

わたしはまだ、前回の死から完全には立ち直れていない。

あのときの光景が頭にこびりついている。