急に男だなんて言われて、距離を置かれてしまったようで悲しくなって、エミリーは女だと強調する。
「ん?あら?ええ、そうね、私は、男に見えるだけの女ね?あら?でも……恥ずかしいのよっ。リリーも、女性の胸に顔をうずめることを想像してみたらいいわ!」
言われるままに、想像する。
思い浮かんだのはローレル様だ。
ローレル様のあの豊かな胸に顔を埋もれさせ……。
柔らかな胸、そしてきっといい香りのする胸に……。
顔が赤くなる。
「そ、そうね、確かにエミリーの言う通りだわ!女同士でもちょっと恥ずかしいわね」
熱くなった頬を冷ますように、手であおいで風を送る。
「そんなに恥ずかしがって……誰なの?いったい、誰に抱きしめられた想像をしたの?」
エミリーの言葉が終わる前に、気が付けば今度は私の頭が、エミリーの胸に抱え込まれていた。
想像したローレル様のように柔らかな胸ではないけれど……。
エミリーの匂いが鼻をくすぐる。
香水じゃない、服に丁寧に焚き染めた香木の香りだ。香水よりも高価な……何という名前だっただろうか……。
いい香り……。
■
思わず香りにうっとりとすると、エミリーが私の頭を、髪を乱さないようにそっと撫でた。
「……ぬいぐるみを抱きしめるのはどんな気持ちかしら……。リリーをこうして胸に抱いているのとはきっと違うわよね……。抱きしめて眠るのは、どんな感じかしら……」
エミリーの声が頭に響いてくる。
「……そうだわ」
いいことを思いついて、思わず出た弾んだ声にエミリーが私の体を離した。
「ねぇ、エミリー、男の人がぬいぐるみを持つ流行を作り出せば、エミリーも持つことができるようになるわよ!」
「え?そんな流行なんて作れるかしら?」
「例えば、ぬいぐるみに婚約者や妻と同じドレスを着せ同じ香水をつけるの。それを男性に送ると浮気防止になるとか」
「ん?あら?ええ、そうね、私は、男に見えるだけの女ね?あら?でも……恥ずかしいのよっ。リリーも、女性の胸に顔をうずめることを想像してみたらいいわ!」
言われるままに、想像する。
思い浮かんだのはローレル様だ。
ローレル様のあの豊かな胸に顔を埋もれさせ……。
柔らかな胸、そしてきっといい香りのする胸に……。
顔が赤くなる。
「そ、そうね、確かにエミリーの言う通りだわ!女同士でもちょっと恥ずかしいわね」
熱くなった頬を冷ますように、手であおいで風を送る。
「そんなに恥ずかしがって……誰なの?いったい、誰に抱きしめられた想像をしたの?」
エミリーの言葉が終わる前に、気が付けば今度は私の頭が、エミリーの胸に抱え込まれていた。
想像したローレル様のように柔らかな胸ではないけれど……。
エミリーの匂いが鼻をくすぐる。
香水じゃない、服に丁寧に焚き染めた香木の香りだ。香水よりも高価な……何という名前だっただろうか……。
いい香り……。
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思わず香りにうっとりとすると、エミリーが私の頭を、髪を乱さないようにそっと撫でた。
「……ぬいぐるみを抱きしめるのはどんな気持ちかしら……。リリーをこうして胸に抱いているのとはきっと違うわよね……。抱きしめて眠るのは、どんな感じかしら……」
エミリーの声が頭に響いてくる。
「……そうだわ」
いいことを思いついて、思わず出た弾んだ声にエミリーが私の体を離した。
「ねぇ、エミリー、男の人がぬいぐるみを持つ流行を作り出せば、エミリーも持つことができるようになるわよ!」
「え?そんな流行なんて作れるかしら?」
「例えば、ぬいぐるみに婚約者や妻と同じドレスを着せ同じ香水をつけるの。それを男性に送ると浮気防止になるとか」


