「ああ、本当にかわいい。本物の花にも負けないわね。布で花を作り出すなんて、最高の発想よ!ドレスをアレンジさせるアイテムにするなんて。母……王妃様を始め、女性たちは皆とりこになるわ。間違いない。天才的よ!リリーはすごいわ!」
エミリーがあまりに絶賛するものだから、背中がムズムズする。
「私がすごいわけじゃないわ。もとはと言えば、ローレル様のおかげなんです」
そう。
リメイクしなさいとアドバイスをくれたローレル様のあの言葉が閃きのきっかけだ。
「ローレル……様?……もしかして、辺境伯の……知り合いなの?」
「ああ、ローレル様は辺境伯のご令嬢だったのね!」
辺境伯と言えば、公爵家に継ぐような上位貴族だ。ただ、王都から遠い領地から出てくることが少なくあまり王都の貴族との交流は少ない。
いや、むしろめんどくさいことが増えるからと関わらないようにしているようだとお父様は言っていたわね。
それなのに、辺境伯のご令嬢であるローレル様は皇太子妃を目指しているの?親がうるさいようなことを言っていたから、ローレル様の意思ではないわよね?本心を変えたのかしら?
私の言葉に、エミリーがふっと小さく笑った。
「そう言えば、私のことも知らなかったわね……ローレル……様のことも、知らなかったのね?」
「ええ、勉強不足よね……。ローレル様のようにかっこいい素敵なご令嬢のことも知らないなんて……」
あれほど素敵な方なら社交界で噂になるだろう。
「かっこいい?」
エミリーが首を傾げた。
「ええ、とてもかっこいいのよ。困っている令嬢に声をかけて助けてくださったり……」
困ったら私の名前を出しなさいって、あのくだりを思い出すと今でもしびれるわ!
ぎゅっと両手を顔の前で握りしめて、うっとりとする。
エミリーがあまりに絶賛するものだから、背中がムズムズする。
「私がすごいわけじゃないわ。もとはと言えば、ローレル様のおかげなんです」
そう。
リメイクしなさいとアドバイスをくれたローレル様のあの言葉が閃きのきっかけだ。
「ローレル……様?……もしかして、辺境伯の……知り合いなの?」
「ああ、ローレル様は辺境伯のご令嬢だったのね!」
辺境伯と言えば、公爵家に継ぐような上位貴族だ。ただ、王都から遠い領地から出てくることが少なくあまり王都の貴族との交流は少ない。
いや、むしろめんどくさいことが増えるからと関わらないようにしているようだとお父様は言っていたわね。
それなのに、辺境伯のご令嬢であるローレル様は皇太子妃を目指しているの?親がうるさいようなことを言っていたから、ローレル様の意思ではないわよね?本心を変えたのかしら?
私の言葉に、エミリーがふっと小さく笑った。
「そう言えば、私のことも知らなかったわね……ローレル……様のことも、知らなかったのね?」
「ええ、勉強不足よね……。ローレル様のようにかっこいい素敵なご令嬢のことも知らないなんて……」
あれほど素敵な方なら社交界で噂になるだろう。
「かっこいい?」
エミリーが首を傾げた。
「ええ、とてもかっこいいのよ。困っている令嬢に声をかけて助けてくださったり……」
困ったら私の名前を出しなさいって、あのくだりを思い出すと今でもしびれるわ!
ぎゅっと両手を顔の前で握りしめて、うっとりとする。


