だけれど、小さいけれど、可愛さは負けてないと思うんだ。小さな布で作った花が3つ。少し色を変えたオレンジの花。小さいけれど手を抜くことなく丁寧に作られている。そして、あたしが縁取りレースを施したリボンが結んである。オレンジ色に白が映えて可愛さ満点だ。
「すっ……」
す?
「す……」
す?
「すっごく、素敵。ああ、かわいい。何これ、なんなの?ずっと眺めていられるわ!そうだわ、これに花の香りの香水を少しかけたらどうかしら?」
「エミリー!それいいわね!ああ、同じ香りを身にまとうなんて、ますますラブラブがアピールできそうね!」
「ラブラブ?……え?どういうことかしら?私とリリーがラブラブ?」
エイミーがポッと頬を染める。
「あ、まだ説明してなかったわね。えーっと、まずこれなんだけれど、ブーケ・ド・コサージュって言って……」
と、コサージュの説明から、男性用の小さいものを女性が贈るという行為を流行らせようという計画までをエミリーに話した。
「ああ、リリー……。私が可愛いものを持っていても、取り上げられないように……そこまで考えて……」
エミリーの目がうるんでいる。
「だって、大好きなエミリーに笑顔でいてほしいもの」
「やだ、また泣けちゃうわ。もう、どれだけ私を泣かせれば気が済むのよ。リリーったら
ふふふ。
泣いちゃうほど喜んでもらえて、嬉しくて、胸がいっぱいだ。
「だからね、お母様に見つかったら、これは流行の最先端のものだと言ってね。女性からの贈り物で男性が本来持つものだからエミリオが持っていても不自然はない。贈ってくれた女性の気持ちを大切にしたいから処分はできない……と言えば、よほどでなければ手元に置いて置けると思うの」
■
エミリーが、手の中のブーケ・ド・コサージュを両手で包み込むようにして持った。
「すっ……」
す?
「す……」
す?
「すっごく、素敵。ああ、かわいい。何これ、なんなの?ずっと眺めていられるわ!そうだわ、これに花の香りの香水を少しかけたらどうかしら?」
「エミリー!それいいわね!ああ、同じ香りを身にまとうなんて、ますますラブラブがアピールできそうね!」
「ラブラブ?……え?どういうことかしら?私とリリーがラブラブ?」
エイミーがポッと頬を染める。
「あ、まだ説明してなかったわね。えーっと、まずこれなんだけれど、ブーケ・ド・コサージュって言って……」
と、コサージュの説明から、男性用の小さいものを女性が贈るという行為を流行らせようという計画までをエミリーに話した。
「ああ、リリー……。私が可愛いものを持っていても、取り上げられないように……そこまで考えて……」
エミリーの目がうるんでいる。
「だって、大好きなエミリーに笑顔でいてほしいもの」
「やだ、また泣けちゃうわ。もう、どれだけ私を泣かせれば気が済むのよ。リリーったら
ふふふ。
泣いちゃうほど喜んでもらえて、嬉しくて、胸がいっぱいだ。
「だからね、お母様に見つかったら、これは流行の最先端のものだと言ってね。女性からの贈り物で男性が本来持つものだからエミリオが持っていても不自然はない。贈ってくれた女性の気持ちを大切にしたいから処分はできない……と言えば、よほどでなければ手元に置いて置けると思うの」
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エミリーが、手の中のブーケ・ド・コサージュを両手で包み込むようにして持った。


