あ…れ…?私どうしたんだっけ?
改札口出て、ちょっとしゃがみ込んで、ちょっとの間だけ目つむってて、それで…。
目を開けると目の前にぼやけた進藤くんの顔が見えた。進藤くんは私のブラウスのボタンに手をかけていた。
「ちょっ何やってんの!!私が寝ているのをいいことにっ」
私は進藤くんを両手で思いっ切り突き飛ばした。
「なっっ!ひどいですね。濡れたままだとかわいそうだと思って着替えさせようとしてただけです。何もあなたの裸を見たいと思ったわけではありません」
「何その言い方!いやらしい。てか眼鏡は?」
「気のない男相手に裸を見られるのは嫌でしょう?」
眼鏡してないほうが見えなくていいってことですか。ふむ。
「あ、ていうか私あのあとどうしたんだっけ?」
私は寝かせられていたソファをきしきし言わせながら座り直した。下にはちゃんとバスタオルが敷いてあった。
「10秒だけというから待っていたのに、寝てしまうのでびっくりしましたよ。仕方なく僕の家までおぶってきました」
「おぶっ…ハズイ…!」
私は両手で顔を覆った。
改札口出て、ちょっとしゃがみ込んで、ちょっとの間だけ目つむってて、それで…。
目を開けると目の前にぼやけた進藤くんの顔が見えた。進藤くんは私のブラウスのボタンに手をかけていた。
「ちょっ何やってんの!!私が寝ているのをいいことにっ」
私は進藤くんを両手で思いっ切り突き飛ばした。
「なっっ!ひどいですね。濡れたままだとかわいそうだと思って着替えさせようとしてただけです。何もあなたの裸を見たいと思ったわけではありません」
「何その言い方!いやらしい。てか眼鏡は?」
「気のない男相手に裸を見られるのは嫌でしょう?」
眼鏡してないほうが見えなくていいってことですか。ふむ。
「あ、ていうか私あのあとどうしたんだっけ?」
私は寝かせられていたソファをきしきし言わせながら座り直した。下にはちゃんとバスタオルが敷いてあった。
「10秒だけというから待っていたのに、寝てしまうのでびっくりしましたよ。仕方なく僕の家までおぶってきました」
「おぶっ…ハズイ…!」
私は両手で顔を覆った。

