キーンコーンカーンコーン…。
遂に放課後がやってきた。SHRが終わったあと、教室からぞろぞろと人が出て行き、最終的に私と進藤くんだけになってしまった。教室はしんと静まり返り、1分ごとに聞こえる時計の長針の音がやけに大きく聞こえる。早く日誌を書いて帰ろう。進藤くんと関わるのはもうごめんだね。黒板を消している彼の背中をじとーっと見つめた。その瞬間、いきなり進藤くんはこっちを振り向いたのでドキッとした。
「な、なにさ」
「それはこっちのセリフです。妙な視線を感じたので」
おまえはエスパーか。と心の中でつぶやいて、視線を日誌に戻した。
『あなたの精神年齢は小学校低学年男子ですか?』
カチン。思い出したくもないのに思い出してしまった。
小学校低学年男子…。年齢も性別も超えちゃったよ。私のこと見下してるよね?無性にムカつくし無性に悔しい。
とりあえず、神様お願いします。来月の席替えで絶対進藤くんの隣になりませんように…。
遂に放課後がやってきた。SHRが終わったあと、教室からぞろぞろと人が出て行き、最終的に私と進藤くんだけになってしまった。教室はしんと静まり返り、1分ごとに聞こえる時計の長針の音がやけに大きく聞こえる。早く日誌を書いて帰ろう。進藤くんと関わるのはもうごめんだね。黒板を消している彼の背中をじとーっと見つめた。その瞬間、いきなり進藤くんはこっちを振り向いたのでドキッとした。
「な、なにさ」
「それはこっちのセリフです。妙な視線を感じたので」
おまえはエスパーか。と心の中でつぶやいて、視線を日誌に戻した。
『あなたの精神年齢は小学校低学年男子ですか?』
カチン。思い出したくもないのに思い出してしまった。
小学校低学年男子…。年齢も性別も超えちゃったよ。私のこと見下してるよね?無性にムカつくし無性に悔しい。
とりあえず、神様お願いします。来月の席替えで絶対進藤くんの隣になりませんように…。

