これが我が一族の能力〜鎌倉時代編〜

それから数日後。
私は弁慶さんと水城家の屋敷に来た。



「愁一郎様。龍輝殿」
「明里に弁慶殿。よく来たね」


そう言って私たちを出迎える愁一郎様。



「よかったね、明里」
「愁一郎様?」
「だって、キミと弁慶殿は……」



何でバレたのかな?。
そして、弁慶さんは後ろから私を抱きしめてきた。



「べ、弁慶さん!?」
「愁一郎殿には報告しなくてはいけませんね。お察しの通り、俺と明里さんはそういう仲になりましたので」



愁一郎様にそう告げる弁慶さん。


愁一郎様は、真面目な顔をして私に向き直る。



「いいの?」



愁一郎様がどういう意味で聞いているかはわかる。


でも……。



「わかりません……」
「どうするかは、明里が決めることだけど、弁慶殿には話した方がいいんじゃないか?」



私は迷いはしたものの、弁慶さんに話しをすることにした。