これが我が一族の能力〜鎌倉時代編〜

「景時。ちょっといいですか?」



俺は明里さんのもとを離れたあと景時のところへやってきた。


「弁慶、何かな?」
「景時。単刀直入に聞きます。明里さんと何かありました?いえ、明里さんに何をしました?」



俺がそう訪ねると景時の態度が変わる。



「知りたい?」
「えぇ」
「明里ちゃんは、"いい声"で鳴くよね?」
「っ!!」



景時はそう言った。。
そうつまりは、そう言う意味なのだ。
なるほど。
最近彼女がおかしかった全ての原因は景時キミのせいなんですね。






「弁慶、キミは彼女を妹のようにしか思ってないんだから、関係ないだろう?」



俺は言い返せなかった。
そう。
確かに、明里さんのことは妹のようにしか思っていないと、言った。
けれど今はそうじゃない。
妹として今は見ていない。