これが我が一族の能力〜鎌倉時代編〜

「なぁ、明里殿」
「はい!?」
「どうしたんだ?最近、様子が変だぞ」
「そ、そんなことはないですよ」



あれから……。
龍輝殿が晴明様の命を狙うようあの女に言われていた。



それを愁一郎様に言うと龍輝殿から目を離さないよう言われた。



そして、そろそろ行動する頃合いだと思い私は龍輝殿を観察していた。


その日の夜。
龍輝殿は屋敷を抜け出す。



私が嘘の情報を教えたと知らずに。


そして……。


「明里。今から出かけない?」
「今から、ですか?」
「そう」
「構いませんけど」



そして私は愁一郎様と出かけた。


そして私たちはとある橋に来て待った。



「安倍晴明――!!覚悟ぉ―!」


そう言って龍輝殿に乗り移った彼女は晴明様に向かっていく。
でもそれは晴明様じゃない。