『楓ぇ、今日はごめんね』 『ううん、渡したから..』 『そっか..』 昼休みに渡したと思える..、楓は聖と仲が良いんだ..。 『楓、一緒に..』 『ごめん、約束があるから..またね..』 足早に着替えて、グラウンド脇に消えていく楓がいる。 約束..こ、聖..⁉︎ あれだけ仲睦まじくいるんだもん.. 何だか不安しかなく、はじめてふたりを疑ってしまったの..。 夕方の夕暮れ時の家路に向かって歩く、寂しすぎて.。