朝が苦手な私はまだ眠りの中で、早起きな聖は毎度の事とお迎えに来ている。



目の前には眠そうな私を見て、笑いを堪えてしまっている様子。



『..キ、キスしたら目覚めるかもな..?ギャハハハハ..』

『キ、キスっ..何で聖と..?』



キョトンとする私にとって、このことが序章に過ぎないことを知った。



『行こうか。遅れるぞっ..、キスすんぞ』

『い、いやっっ..ああ..んっ..』