『優希..』



私は震えて泣きはじめてしまった。

堪えていた涙は、次第にスーッと大粒の涙が流れ出る。



『ゆあ、京都に来るか来ないか..考えて。
来ないなら、いつか結婚しよう..。
迎えにいく..』

『関西と九州は遠いよ..、行きたいけど..今はまだ..
私自身も金沢に戻る..。
いつかは京都に行きたい..』

『1年したら迎えに行くけど大丈夫?』


そうやって想ってくれていたんだ..
幸せすぎて、後が怖かった..。



優希は京都へ..、
私は金沢へ戻ることになった..。


半年後_..