ずっと聖を想っている私に、
私を想っていたのが蒼だった。



私自身、時間は経ってしまったけど..
良かったんだよ。って、言い聞かせている。



縁のつながり..
大切さを思い知る出来事。


苦しんでる時もずっと近くにいた蒼..。



___


『高校生になって好きなら付き合おう』


中学時代、転校した後..聖との約束。

果たせなかったけどね。


___




『ゆあ、聖のこと好きなんだ?』

『うん..好き』



打ち明けた時、再び蒼がキスして来たんだよね..。



『ゆあ..俺..ゆあが好きなんだよ..』

『あおっ..⁉︎』

『ゆあが好きなんだよ』



あの淡い初恋の近くに、蒼の存在があったんだね。