ずっと..ずっと..逢いたくて








『蒼..ありがとう..』



高校時代、まだ聖を想っている最中..雄斗という彼氏が出来た時..

その頃から彼氏すらいなかった私をドキドキさせてくれる蒼の存在。



『ゆあ、前の彼とはヤったんだよね?』

『..もう覚えてないの』



覚えていない..むしろ、その頃のことは忘れていたんだよ。


うん、忘れたくて..
頭の中にフラッシュバックしてしまってる。



私の気持ちを考えてくれたのかもしれない..

私の考えを察してくれたのかもしれない..。


聖は好きになると、独占欲が強いんだ..
楓が良く理解している。