離れかけた雄斗との溝は広がるばかり。 1週間が経過し、悩む私の携帯に連絡が来たのは聖..。 『聖、どうしたの?』 『ゆあ..今、大丈夫?会えない?』 『会わない..会わないから言って』 『ゆあ..どうした?』 『何もない..』 『何もない訳ないだろう?』 『何も..ないから..』 遂には..私が泣いちゃって.. 『ゆあ..家にいるんだろう..。窓開けてみて..』 ..窓? ..窓開けてみて? (こ、聖..) 窓を開けてみたところには、聖が真上を見上げている..。