「じゃっ、穂乃ちゃん説明した通りに頑張ってね!」
「う、ん」
ついに接客をする時が来てしまった。
「わぁ〜!メイドちゃん達可愛い!」
き、きたっ。
「い、いらっしゃいませっごご主人様!2名様でよろしいでしょうか」
「そうです!」
「では、ご案内致しますっ」
まずは無事にお客を席に案内出来た。
作り笑顔で頬がつりそう。
その後も、注文を受けたり、席に案内したりと、慣れないことだけど何とか乗り越えられてる。
お客さんが帰ったテーブルを片付けようと、トレイに食器類を乗せて、裏方へと向かおうと歩いた。
その時、垂れ下がっていたテーブルクロスを踏んでしまった。
「きゃっ」
控えめな悲鳴と共に、私の体とトレイが宙を舞う。
ドサッ
ガチャーーーン!!!
賑やか教室が一気に静まった。
私は盛大に転んでしまったんだ。
注目を浴びてしまい、恥ずかしい気持ちが真っ先に出てきた。

